橿原市の近鉄橿原神宮前駅では午前7時ごろ、

前線を伴った低気圧の通過で大気が不安定となり、12日早朝に奈良県を中心に大雨となった。気象庁は同県橿原、大和高田両市などで1時間に100ミリ以上の猛烈な雨がレーダー解析で観測されたとし、記録的短時間大雨情報を発表。同県桜井市は5558世帯1万3368人に避難勧告を発令した。家屋の浸水や鉄道運休などの影響も出た。
県などによると、けが人は確認されていない。

 http://www.inupic.com/content/users/280 http://dream-share.jp/users/profile/1096奈良県などによると、同日午前11時現在、大和高田市斑鳩町で計7棟が床上浸水し、橿原市などでも浸水被害が出ている。宇陀市大宇陀守道(もち)では午前6時半ごろ、落雷が原因とみられる火災が起き、民家1棟が全焼したという。

 橿原市近鉄橿原神宮前駅では午前7時ごろ、側溝からあふれた水が構内の地下通路に流れ込んだ。駅員は「こんなことは初めて」と驚いた様子だった。大和高田市ではJR線ガード下の道路が冠水し、動けなくなった車もあった。

http://www.necopic.com/content/users/219 http://e-saksak.com/userinfo.php?uid=6516 また、和歌山県内でも田辺市で1時間に55ミリなどの降水を観測。同市によると、山間部の「高野龍神スカイライン」で土砂崩れが発生し、片側通行の規制を実施。同市龍神村龍神の92世帯177人に避難勧告が出された。